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行ったライブ記録です。

ライジングサンロック2017 覚え書き2日め編

 

仕上がる気がしない2日目編

 

この日、先輩の家で寝てたんですけど、クーラーもかかってないし、窓も開いてないのに寒くて目が覚めました。この時点で北海道ヤバイ。

カーテンを開けると雨。うわ〜止むかな〜?なんて言いながら支度してたら、駅まで傘無しで行けるくらい止んだので、会場もそのうち止むか!と楽観的に出発。

会場着、土砂降り。地面は泥。泥に沈んで靴が脱げそうになるレベル。

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↑入り口にこの絶望の水たまり

↓動画はこちら

https://twitter.com/mics_rks/status/896173929525526529

 

シートエリアを確保して、ゴミ袋にリュック(この時点でビショビショ)をぶち込んで、私がまっさきに向かったのはコールマンブース。大人しく5000円のレインポンチョ買いました。5000円だけあって快適でした(#^ω^)

雨の日のライジングはレインコートと長靴を持っていくこと。ここ、テストに出ます。

 

びしょ濡れになりながらフレデリックとバニラズのサイン会券をゲットして、ステーキピラフとやらを購入してアーステントへ。

ご飯が冷めにくいよう雨よけの蓋をつけてくれて、サービスが良かった。

10時前に会場についていたのにこの時点で11時半くらいだったようにおもいます。

 

さて、最初に見たのはフレデリック。2年ぶりの登場です。

ライブ定番曲で盛り上がるアクトでしたが、印象的だったのが4〜6曲目のブロック。

「ライジングのお客さんはいろんな音楽の楽しみ方を知っている人だと思います、だからフェスで普段やらない曲をやります」と、真っ赤なCAR、まちがいさがしの国、かなしいうれしいを。

フレデリックには4つ打ちキャッチー同じ言葉繰り返しのイメージを持っている人が多いと思うんだけど、そのイメージを覆す癖のある曲をここに入れてきたのはいいセットリストの組み方だと思いました。

実際一緒に見ていた初見の先輩も、オドループみたいな曲ばっかじゃないってわかって良かった!と褒めてくれましたーやったね👏(親心)

あと、いいMCするよりいい音楽鳴らしたいと健司さんが言っていたのにいいね×100って感じです。たくさん曲聞かせてください。

まちがいさがしの国は、今回タイテ被ってるスミカとのツーマンでもやってましたが健司さんがハンドマイクで妖しく歌うダーク・フレデリックな曲で、こんな引き出しもあるのかよ〜!と思わず膝を打つ仕上がりです。かなしいうれしいのカップリングなんでぜひ買ってね。ダイレクトマーケティング

フレデリック

リハ:トウメイニンゲン、愛の迷惑

  1. オンリーワンダー
  2. ナイトステップ
  3. KITAKU BEATS
  4. 真っ赤なCAR
  5. 間違い探しの国
  6. かなしいうれしい
  7. リリリピート
  8. オワラセナイト
  9. オドループ

 

次はフジファブリック

(余談ですが、昔フレデリックこーじさんにフジと対バンしてとねだって好感触だったんですが、未だに実現してません笑)

生憎の天気でしたが、ステージ名"レインボーシャングリラ"にもかかった『虹』がすごくよかったです。

総くんはまだ昼の2時なのに「もうヤケクソになってくる時間ですよね!」などと天然爆発なことを言ってました。カワイイ。笑

あと、LIFEと、若者のすべてかな。昨日のシーグラスに続いて、夏の終わりに染み渡るようなメロディでした。

フジファブリック

  1. 銀河
  2. カンヌの休日
  3. Sugar!!
  4. Gum
  5. LIFE
  6. STAND
  7. surfer king
  8. 若者のすべて

 

このあとはフレデリックのサイン会。サンステから漏れ聞こえるWANIMAがBGMでした。

こーじさんにはツアー7箇所行きますと伝えると「ほんまに〜?!☺ありがとう!」と、めっちゃ癒される。こーじさん、私が武さんに話しかけるより前に武さんに「7箇所も来てくれるんやって!もうほとんど俺らと(旅程)一緒やな!笑」って伝えてくれました。こーじさんとお話するととっても愛される人なんだろうなぁとあたたかい気持ちになります。

りゅーじさんにはこないだラジオで共演してたのでユニゾンと対バンしてほしいなぁって言っときました。めっちゃいい人やった〜言うてました。対バンはよ。

健司さんはいつも弟ばっか褒められると寂しいって言うから「今日は健司さんを褒めに来ました!」って言ったらもうサインにまで"ほめて!"って書くくらい喜んでくれました。そんなんでこんなに喜んでくれるなら小一時間褒めるわ!笑 うちの子が一番可愛いっていう親の気持ちです。は?

 

さて、その次はバニラズ。時間があったらネバヤン行こうと思ったけど間に合わず。明るい未来が遠くから聞こえるなか、アーステントへ向かいました。

まだ最新アルバムFOOLSを聞いてないし、最近牧さんのファッションがちょっといかつい(サングラスが怖いだけ)し、5月のテナーとの対バンでバニラズファンがテナーがやってる間ずーっとおしゃべりしてて悲しい思いをしたのもあり、バニラズ怖かったんですが、すごくいいライブだった。上から目線みたいになっちゃうけど、見直した、というか……。

1曲目のおはようカルチャーの大合唱が巻き起こったところで既にハッピーな気持ちになる片鱗が見えていたんだけど、そこから最後のマジックまで文字通りロックンロールの魔法にかかっていたようなライブだった。

今年リリースされた曲・リード曲が流行りに乗っかった感じがなくてバニラズらしくてどれも好きです。ラッキースターもこの日初めて聞いたけど予想よりBPMの遅い曲だった。

途中に演奏された『サウンドエスケープ』はフレデリックと同様にライジングのお客さんはいろんな音楽を楽しめる人たちだから…と前置きがあって、改めてライジングの特別さを実感。

一番感動したのが、オリエント。

僕達がバンドを続けていくと決意したときに作った歌です、と話していました。続けてきたからこそ、この初出演につながったんだなぁと胸が熱くなりました。

『僕を駆り立てる ここはライジングサン!』という歌詞の変え方がとてもよかった。

<go!go!vanillas>

リハ:ヒンキー〜しか聞けてない

  1. おはようカルチャー
  2. バイリンガール
  3. ラッキースター
  4. エマ
  5. サウンドエスケープ
  6. オリエント
  7. デッドマンズチェイス
  8. 平成ペイン
  9. カウンターアクション
  10. マジック

 

このあとはレジャーシートで休憩して(バックナンバーが持ち時間を余らせていた)、バニラズのサイン会へ。

特筆すべき事はあまりなかったけど、しんたろうさんとテナーのトリビュートの話になって、そういえばバニラズ参加するんだって思い出したよね。なんの曲かお楽しみにね〜って言われたけど、なんだろうな!想像つかない。

FOOLSまだ聞けてなくて…って言ったら「じゃあ今から初めて聞くんだ!ウキウキだね!」ってたしか牧さんが言ってて、本当にうきうきですよ!ウキウキしながら聞けるようなライブをしてくれてありがとう!CD開けてどんなアルバムかなってウキウキしながら再生ボタンを押す、この気持ちをいつまでも忘れずにいたいと思う。ちなみにまだ聞けてません!笑

(牧さんサングラスしててやっぱ怖かったけど、喋りは至って優しかった)

 

さてさて、その次はミートパイ(めっちゃ冷めてるし具が少ない)食べてぼくりりへ〜。

私のぼくりりのイチオシ曲ShadowをリハからぼくりりのVo無しでガンガンにやっているので今日はやらないんだ…と悟る。

初出演でフジファブリックと同じステージってなにげにすごいと思うんですが、本人はそんなのどこ吹く風と言った感じでいつもどおり飄々としてました。飄々というか。ゆるいというか。

ぼくりりは一応ラッパーの括りに入っているのかなぁと思うけど、シンガーとしてもすごくレベルの高い子だと思う。

声とか息の使い方がうまくてピアニッシモからフォルテッシモまでシームレスというか……自分の声や呼吸をしっかりコントロールして歌っているように思います。それが意識してやってるのか、無意識なのかはわかりませんが…囁きからがなりまで自分の声を活かすのがうまい。歌もうまい。

だから、見た目はごく普通の少年みたいな感じだけど、不思議と色気があってなんだか目が離せない。

林檎さんの本能のカバー、ワンマンでもやってたけどお見事でした。

liarからNoah's arkの流れも良かったです。

まわりからもすごい…って息が漏れてました。

ぼくのりりっくのぼうよみ

  1. Be Noble
  2. Sub / Objective
  3. CITI
  4. つきとさなぎ
  5. Collapse
  6. SKY's the limit
  7. ちょっとエッチな新曲
  8. 本能(椎名林檎カバー)
  9. liar
  10. Noah's Ark

 

ぼくりりおわりでサンステ向かってたらちょうど斉藤和義の歩いて帰ろうが聞けてホクホク、冷えてきたのでホットチャイ買ってレジャーシートで飲もうと思ったけど、泥の中こぼさず持っていくのが大変だった。頭悪い。

 

さて、降ったり止んだりしていた雨ですが、このときは見事に上がっており、8時55分にキレイに花火が上がってそのままドロスのステージが始まりました。アレキサンドロス、持ってるなぁ。

新曲で初めて新曲で締めるセトリ。私はあんまり好きじゃなかったなぁ。

おまけになんだか音響の調子が悪そうでボーカルがあんまり聞こえない。(途中一回スピーカーからの音が止まったりもしてた)

もっとわかりやすく1時間セットやれたと思うけど、これがいまのアレキサンドロスのモードなんでしょうかね?cityとかフォーフリとかCat2でもなんでも、古い曲をあと一つ入れてほしかった。

ちなみにAdventureはやってほしいなぁと思ってたので、やってくれてよかった。あの曲はバニラズのおはようカルチャーと同じで合唱があってこそ魅力が増す曲だと思う。

あとstar。サカナクションに刺激を受けたからできた曲という話だったはずだから、サカナクションのふるさと北海道のフェスの一番大きなステージの一番良い時間にやれるだけ大きくなったんだなぁと思わされました。ちなみに星は1つも見えず。

<[Alexandros]>

  1. 新曲
  2. ワタリドリ
  3. kaiju
  4. Girl A
  5. kick&spin
  6. ムーンソング
  7. starrrrrrr
  8. Waitress, Waitress!
  9. Adventure
  10. 新曲

 

さて、1時間シートで休憩して(ちなみにじっとしてると凍えるほど寒いのでパーカーを着たけどちょっと湿ってて結局寒かったよ!最終的な装備はTシャツ、キートークが冬に出した厚手のプルオーバーパーカー、マウンテンブランドのちゃんとしたウインドブレーカー、レインポンチョだったけどやっぱ寒かったよ!)、ホルモン。

サチモスに駆けつけることは決めてたので、ほとんどメガラバだけしか見てないけど、ステージ横の画面にうつるファンのヘドバンが美しかったです…笑

なんだか結構なセトリだったみたいだね。

 

さてサチモス。

サチモスも最後まで見るとマイヘア間に合わないので、タイムリミットありで見てました。

めちゃくちゃ心地よかった。でもなんかあんまり記憶ない。ヨンスめっちゃ元気だった。

 

マイへア。

深夜に見るにふさわしいステージだったかも。

椎木さんの熱量はまさに超新星の如き、としかいえないほどで、それに触発されてこちらのテンションも上がりました。

元彼氏としてで、収入が上がったことをウリにする椎木さん。

あと、「女子高生から太ももに椎木って書いた写真が送られてきます!羨ましいだろ!」\うらやましー!/「でも、リストカットで一番よく切れるのは無印のカッターですとかも来るから」ってオチ

びびってんじゃねーよ!って何回も言ってたけど、びびってたのは椎木さんなんじゃないかも言う感じもした。笑

駆け抜けて駆け抜けて、なぜマイへアイズバッドはあんなに行き急ぐのか、時々ハラハラする。

マイヘア終わったあとツイッターを見たらこのツイートがあって、1つ納得したような気もします。今を生きるバンドだなぁ。

https://twitter.com/siiki_mhib/status/895956288466595840

<My Hair is Bad>

リハ:ドラマみたいだ

  1. 真赤
  2. アフターアワー
  3. 接吻とフレンド
  4. 悪い癖
  5. 告白
  6. 元彼氏として
  7. クリサンセマム
  8. フロムナウオン
  9. 夏が過ぎてく

 

マイヘアで出し切ったのでここからあまり記憶がありませんが、深夜なのに並んでた布袋のザンギ、並んでるがゆえに常に揚げているのでアツアツ揚げたての唐揚げが食べられて美味しかった〜〜柔らかくてジューシー♡

2日間で一番美味しかった。

 

あとは銀杏でなんだか感動して(一曲も知らないのになんか峯田さん見てたら泣けてきた)、銀杏のサポートいまandyの藤原さんだと知り、モンパチで小さな恋のうた熱唱しました。アーステントに収まる人の2倍くらいの人が外で大合唱してましたよ。小さな恋のうた終わってからサンステ向かうとちょうどくるり始まる時間についたのでありがたかった。計算したわけじゃないと思いますが。

 

くるり、このとき私極限だったのであ、ばらの花…(スヤァ)あ、……(スヤァ)って感じで、30分くらいはウトウトしながらも耐えてたんですが、気づいたら寝てて、たった15分寝て起きたら空が明るくなってました。ちょっと感動した。

くるりまともに見たことなかったんですが、上海蟹がそこまでの曲と急に毛色違ってインパクトに残っています。あと、リバティ&グラビティで雨のなか耐えきった私達をとても労ってくれた。\よいしょー/

持ち時間としては1時間10分予定でしたが、結局アンコール込みで5時くらいまでやってて90分くらいやってたのかな。贅沢な時間でした。これ日の出見れたら本当に感動するな……。来年も行けってことかな……。

 

帰りは泥の中を歩き、バスに乗って地下鉄で帰りましたが、街がどこもかしこも泥だらけになってた……地下鉄の方、お掃除の手間掛けてすみません……

 

<総括>

・やはりライジングサンロックは、他の夏フェスとは一線を画してます!!

演者側にひとつ特別なフェスとして捉えてる人が多くて、他の夏フェスでは見られないようなステージが見られます。ここを目標にしてる人も多いし。

自分の好きなアーティストが出るなら、お金かかるけど行ったほうがいい!お盆の飛行機と宿代キッツいけど!

私は先輩が北海道住んでてで宿代かからず行けたからラッキーでした。先輩ずっと北海道居て。笑

あと行きの空港でチバさん見ました。オーラがすごい。